体育会系やスポーツ選手の就職難易度をご紹介します
体育会系の就職難易度や、スポーツ選手やアスリートの引退後の世界をご紹介します。
今の時代は「体育会系学生」は重宝されます。
一般的な新卒生に対して企業は「すぐに辞めてしまう」「根性がない」などのイメージを持っていることが多いです。
体育会学生は「根性がある」「やりぬく」「目標をもって頑張れる」などの印象があり好評価です。
自分の部活動の経験を武器にすることで、他の学生に差をつけることができます。
スポーツ選手やアスリートは引退後に一般企業に就職、起業、資格取得などのセカンドキャリアがあり、年収も様々です。
引退後に起業する人もいますが、その多くが失敗しています。
トップアスリートでも「経営」は素人です。
実際に起業した選手が経営難に陥っているケースはよくあることです。
安易に経営に手を出してはいけません。
借金を返すのも大変になり、最悪の場合自己破産する人もいます。
また、元選手に近寄ってくる「コンサルタント」の類には注意してください。
「経営コンサルタント」「起業コンサルタント」などは、言葉巧みに「独立・起業の手伝いをします」と言って、選手のお金をごっそり持っていく悪徳なコンサルタントもいます。
絶対に安易に話にのってはいけません。
セカンドキャリアとして、何か資格を取得する人もいますが、資格をとっても年収が上がるわけではありません。
ほとんどの選手は一般企業に就職します。
ただ、10代のころからスポーツ漬けの生活をしてきた選手が、突然一般企業で働くというのはそんなに甘いものではありません。
年齢が若ければまだ対応できますが、30代を超えてからの一般企業の仕事は、最初は大変です。
ワードやエクセル、電話応対、名刺交換のやり方、敬語・尊敬語・謙譲語も1から勉強しなければならない人もいます。
一般企業で働く前に、そうしたビジネス研修を受けてから就職することも大切です。
『アスリート向けの就職相談窓口』があり、
ビジネス研修も無料で行っているところがあるので、そうしたところに相談してみるのが良いでしょう。
ビジネス研修だけでなく、自分に合う企業の紹介、自分の競技実績を評価してくれる企業の紹介、
面接対策、履歴書・職務経歴書の書き方も無料でサポートしてくれます。
近年は働き手が減少している「人不足」の時代です。
大手の企業でも人を欲しがっています。
ところが、近年の若者は我慢が弱く、すぐに会社を辞めてしまう人もいます。
そんな中注目されているのが「アスリート」「体育会系学生」なのです。
「スポーツ」という、結果がすべての厳しい環境で何年もやってきた人を企業は欲しがります。
「アスリート=粘り強い、根性がある」と思っているのです。
働きたい元選手と、そうした元選手がほしい企業はいるのですが、ミスマッチも多いです。
企業といっても、どの企業でも良いというわけではありませんよね。
自分に合う企業に出会わなければ転職を繰り返してしまい、どんどん厳しくなります。
『元スポーツ選手や元アスリート、体育会系学生、体育会系出身者専門の就職・転職の相談窓口』に相談すると失敗がなくなりますので、有効に活用しましょう。